研究成果のポイント海にすむクジラ・イルカの仲間が,独自に進化の過程で作り出した水チャネル(“新アクアポリン”)を発見した.新規アクアポリンはイルカの全身の細胞に発現していることから,基本的かつ重要な機能を担っていると考えられる.新規アクアポリンを機能阻害すると,高塩分に対する耐性が弱まることが判明したことから,鯨類の海洋進出を何らかの形で支えたと推測される.原文(英語)のリンク先が開きます。 DOI: 10.1242/jeb.132811日本語の解説文はこちら