研究成果のポイント 放流が盛んになる以前 に相模川水系および酒匂川水系で 記録されていた ヤマメとアマゴの中間的な特徴をもつ個体が採集された 。ミトコンドリア DNAの制御領域を対象にハプロタイプネットワークを構築したところ、6つのハプロタイプが検 出された 。集団のハプロタイプ多様度およびヌクレオチド多様度は低く、高い Fst値であったことから、集団の遺伝的多様性が減少していることが示唆された 。神奈川県で採集されたヤマメ・アマゴ個体群は、アマゴを母系の祖先とする集団である可能性が 示唆された 。 原文(英語)のリンク先が開きます。DOI: 10.1007/s10126-020-09975-2日本語の解説文が開きます。