研究成果のポイント日本列島の周辺海域で漁獲されたムツ属魚類3 種(ムツ、クロムツおよび未記載種)のチトクローム c 酸化酵素サブユニット I(COI)遺伝子の塩基配列はアフリカのムツ属魚類とは大きく異なる。日本列島近海のムツScombrops boops と同一種とされていたアフリカのムツ属魚類の種名は、従来のScombrops dubius に戻す必要がある。世界ムツ属魚類の種数はこれまで考えられてきた数よりも多いのかもしれない。原文(英語)のリンク先が開きます。DOI: 10.1080/23802359.2019.1584056日本語の解説文が開きます。