魚群行動計測学研究室
漁業を通した海洋生産技術に応用するために、加速度、心電図、写真を記録するための器具を魚や漁具に装着して魚類の生理・生態を観察し、環境にやさしい海洋生物生産技術に応用するための研究や、生育環境作りにつながる研究をしています。また、サケ科魚類の繁殖行動生態にも興味を持って実験を行っています。研究対象魚は海水魚から淡水魚まで幅広く扱っています。
画像処理技術を利用した魚の自動判別や様々な形状の釣針の定量的解析,さらにビデオカメラによる魚の漁獲過程の観察などに関する研究を行っています。この他,自然界に生息する魚の心電図を人間が魚に一度も手を触れることなく記録する技術や,魚の聴覚感覚を把握し,魚専用の音楽による成長促進技術の開発なども試みています。(小島隆人教授)。
サケ科魚類の繁殖生態に興味を持ち、行動生態学アプローチで研究を行っています。手法はさまざまで、行動を観察するためにバイオロギング手法を用いたり、配偶子を調べるために顕微鏡で精子運動を調べたり、ドローンを使って河川に遡上したサケを調査したりしています。詳しくは個人ホームページをご覧下さい。(牧口祐也准教授)
教員
小島隆人 教授
担当科目
漁業生産システム学(2年次)/魚群行動学(3年次)/海洋生産学実験(3年次)/卒業研究(4年次)/小型船舶操縦法実習(2年次)/海洋生物資源科学実習I/海洋生物資源科学実習II/海洋生物資源科学演習I/海洋生物資源科学演習II/水族館論(1年次:分担)
牧口祐也 准教授
担当科目
行動生態学(2年次)/魚類繁殖行動学(3年次)/海洋生産学実験(3年次)/卒業研究(4年次)/小型船舶操縦法実習(2年次)/海洋生物資源科学実習I/海洋生物資源科学実習II/魚類学(1年次:分担)/水族館論(1年次:分担)