フグ類におけるTTX類の組成の地域差とその起源について【伊藤正晟、教授糸井史朗】
研究成果のポイント
・日本各地で採取されたフグ類稚魚は5,6,11-trideoxyTTXよりもTTXを高濃度に保有していた。
・フグ類稚魚の消化管内容物からオオツノヒラムシのCOI遺伝子が検出された。
・毒化させたフグ類稚魚はTDTよりもTTXを2倍以上多く保有した。
・フグ類稚魚はTTXをその類縁化合物に比べ優先的に蓄積する体内機構を有している可能性が示唆された。
原文(英語)のリンク先が開きます。
DOI: doi.org/10.1016/j.chemosphere.2023.139214