2020年9月10日 / 最終更新日時 : 2020年9月10日 msr-nihon-u プレスリリース 飼育下アンティルマナティの糞便内細菌叢【D2 鈴木亮彦、教授 鈴木美和】研究成果のポイント 国内飼育下アンティルマナティTrichechus manatus manatusの糞便内細菌叢を明らかにした.細菌属レベルでの細菌叢組成では,セルロース分解能を有するとされる細菌属が多く検出され,本種の細菌叢の草食性への適応が示唆された.飼育下マナティ細菌叢組成は,既報の野生下フロリダマナティTrichechus manatus latirostrisのものとは大きく異なり,飼育下個体から検出されたOTU数およびその推定値(Chao 1)は野生下個体よりも約1.5倍大きかったことから,飼育環境の飼育下マナティ細菌叢への影響が示唆された. 原文(英語)のリンク先が開きます。DOI: 10.1093/femsle/fnz134日本語の解説文が開きます。